酒場ナビでは基本的には誰も記事にした事がないであろう酒場を訪れ、紹介するのがモットーである。 今回紹介するのは"きたなトラン"でも紹介されたDEEPな酒場である。"きたなトラン"とは「とんねるず」さん含めゲストさんがきたないけど美味い店を紹介する番組で、筆者(カリスマジュンヤ)も毎回楽しみにしてるのだ。 夏の暑い昼下がりに三軒茶屋へやってきた。 「焼豚とし」 古びた看板に「焼豚」と書かれてるのが特徴的である。普通なら"やきぶた"と読んでしまいそうであるが読み方は"やきとん"である。 扉は外されてて、炭や瓶ビール、その他備品などは店外の道に出されるくらいの豪快さである。 大事な看板にタオルが干されてるあたりがDEEP感増し増しである。 この日は和歌山からライブで来られてたシンガーソングライターの「南 努」さんも日の明るい時間帯からわざわざ同行してくれた。 彼は筆者と同様に生粋のレバ好きである為、吞み友を超えた「レバ友」なのである。 カウンターのみの狭い店だったが、先客は居なく2人で入店させて頂いた。 店内は全体が炭の煙で黒くなってて、壁に貼られた貼り紙も破れたりしてて強烈である。 正直潔癖な方は絶対に入店出来ないくらいのレベルであるが、以前筆者が訪れた西成の「かんむりや」に比べるとまだマシではあるかなと言ったところか・・・。 ご覧の通り、壁に貼られたメニュー表も煙の汚れと破れで全く見えない状況である。 「これやったらドリンクも串物も頼めやんやん!!」とキュートな和歌山弁で南 努さんは興奮気味で言い放った。 「そんな事は知った事かっ!」と言わんばかりの店主としさんはぶっきらぼうな接客である。先程申し上げた西成の「かんむりや」に比べて店内のDEEPさは劣るが、店主のパンチ力はどっこいどっこいである。ちなみに「かんむりや」の店主もみさんはこんな感じである。  
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